作業環境の改善のために導入

今回、井水式ユニットクーラーを複数台（多機種）導入頂きました企業は、
栃木県にて精密板金加工やレーザー溶解、抜き加工、バーリング加工などを行っている会社様です。

たくさんの機械がある工場内では、場内に機械の熱がこもるケースも少なくありません。
さらに、防護服を着て作業をしていたり、怪我防止の観点から長袖、長ズボン（作業着）の着用は
必須となります。
安全靴を着用し、ヘルメットや皮素材の手袋を着用していれば、さらに体の中にも熱がこもってしまいます。
夏場でも、工場内の従業員の方は怪我防止の為に、作業に応じた適切な服装で作業をしています。

そのため、夏場の工場は特に過酷な環境と言わざるを得ません。
真夏の工場内の暑さは、時に40℃以上になることもあります。40℃近い工場内の暑さは、
従業員の熱中症のリスクを高めます。
熱中症は、集中力や判断力を低下させるだけではなく、事故や最悪の場合死亡災害にまで
発展する可能性もあります。
工場の熱中症対策を行い、従業員の命を守ることはとても重要となります。

導入の経緯

今回導入頂きました、お客様も夏場の暑熱対策に困っていらっしゃいました。
こちらの工場ではもともと生活用水として井戸水（地下水）を使用していましたが、
今回、井水式（井戸水・地下水）ユニットクーラーを導入するにあたり、新規で井戸を
設置しました。
イニシャルコストはかかりますが、ランニングコストを考えメリットが十分にある
と、導入を決めていただきました。
スポットクーラータイプ（SC-D02W2）・ダクト接続タイプ（SC-D07E4）と直吹きタイプ
を導入頂きました。

導入の効果とお喜びの声

導入後、稼働確認に伺ったところ吹出の温度は19度でした。
お客様とお話をしたところ、
「涼しく感じる」「作業しやすくなった」「汗をかきずらくなった」
など、大変お喜びの声をいただいています。
一般的なエアコンのように、温度設定をすることが出来ないため、希望の温度まで場内を
冷やすことはできませんが、工場内では冷たい風が吹いていることで体感的には
涼しいと感じることが出来ます。
また、「作業しやすくなった」や「汗をかきずらくなった」というお喜びの声がありましたが、
井水式（井戸水・地下水）ユニットクーラーは、直接空気と水がふれることはないので
一般的なエアコンと同様に除湿効果が期待できます。
他にも期待できる効果としては、節電効果も挙げられます。
井水式（井戸水・地下水）ユニットクーラーは冷媒ガスの代わりに地下水（井戸水）を
使用しているため、地下水を井水式ユニットクーラーへと送り込むポンプの動力は必要になりますが、
エアコンにかかる電気代の大部分を占める室外機を必要としないので、
大幅に電気代を削減することができます。

まずはご相談ください！

導入をご検討のお客様、ご要望などがございましたらお気軽にご相談ください。
工場を見て打合せをしてほしい・機種の選定をしてほしい・材質の相談に乗ってほしい
などどんなことでも構いません。
可能な限り、ご提案させていただきます。
対面ではなくオンライン（Zoom）などでの打合せも可能です。
お気軽にお問い合わせください。